社員インタビュー

幼児教育から明るい元気な日本人を育成し、日本に貢献したい

倉部 雄大TAKAHIRO KURABE

日本経営教育研究所
経営コンサルタント

2002年入社

上司や母の言葉が自分を変えた

器械体操経験者として、将来体操に関わる仕事がしたいと考えていたところ、学校の先生に紹介してもらい出会ったのが当社でした。
入社後は札幌で体育指導員としてキャリアをスタート。初めて体育指導にあたった日のことは今でも忘れられません。前日上司から指導について教えてもらってはいたものの、蓋を開けてみると予定通りに進まないし、保護者の方からはクレームをいただくし、最初の1日で正直自分には向いてない、辞めようと思いました。
しかしそこで踏みとどまれたのは、一緒に来ていた上司の一言があったから。「お前は大したもんだ。俺はお前がだめなときいつでも出れるようスタンバイしてたが、お前は最後まで一人でやりきった」この言葉を聞いた瞬間、思わず涙があふれ、もう少しやってみようかなという気持ちになれました。

その後、6月には運動会を経験しましたがこのときも指導がなかなかうまく行かず、実家の母に辞めたいと考えていると電話。
しかし母から「先々うまくいく人は今日1日を全力で生きている人じゃないの?先ばかり見てないで、今日1日全力で生きて、それから悩みなさい」という言葉をもらい、はっと目が覚めました。
できない理由ばかり並べているが自分は一体何の努力をしてるんだと。考えてみたら何もしていない。そこから吹っ切れて何とか運動会を乗り切ることができ、怒涛の1年が過ぎていきました。

人を育てる難しさとやりがい

入社5年目には札幌支部で指導係長となりました。当社では全国に支部があり、それぞれに10名前後の体育指導員が所属。担当する幼稚園・保育園に赴き、体育指導を行っていますが、中でも売上等良い結果を出した支部は毎年表彰を受けます。
札幌支部は翌年最優秀支部賞を受賞。その前年に候補にあがってはいたものの、直前でトラブルなどがあり逃してしまったため、皆で一丸となって奮起した1年でした。それだけに受賞の瞬間は今でも鮮明に覚えており、この経験が今でも自分の土台になっています。
その後、支部長として大宮支部へ。北海道を離れ、新しい土地で新しい生活をスタート。最初はプレッシャーも大きかったものの、支部の仲間にも支えられながら何とか乗り越え、行事No.1優秀支部賞をいただくことができました。

その後、春日部支部に異動になりましたが、ここで大きな壁にぶつかります。
支部長の役目は、人材育成をはじめ支部という船の舵取り役を担うことですが、人を育てるということは簡単なことではない。そう思い知らされた一件があり、改めて支部長として自分がすべきことは何か考える機会がありました。そこから「日本一会議」という人材育成会議を作り上げました。
この会議では週に1回、それぞれが自分はこんな指導で力を出しているといった話や夢について語り合いました。これによって皆の間に結束力が生まれ、一時は売り上げも厳しい状況だったものの数字がV字回復。日本一会議は会社全体で認められ、全国から支部社員が毎週見学に来るようになりました。結果、優秀支部賞を受賞。最高の経験になりました。

将来を見据えコンサルティングの道へ

こうした中で、日本経営教育研究所の所長から将来的なビジョンを考えるきっかけをいただきました。支部運営や人材育成という仕事にはやりがいを感じておりこれ以上のものはない。そう思っていましたが、改めて今後自分はどんな人生を歩んで行きたいか考えたとき何も描けなかった。
このままではいけない。そう考え、65歳の自分はどうなっていたいのかイメージしました。
やはりこれまで自分が携わってきた幼児教育を通して何かがしたい、日本の将来を担う子供たちを育てることで日本に貢献したいというビジョンを描くことができました。それを達成するためには55歳のときには何をしていなければいけないのか、45、35歳のときは?そうやって考えた中で「日本経営教育研究所でコンサルティングを行う」というプランが出ました。

それを機に日本経営教育研究所へ。
これまでにない大きな転機になりました。
日本経営教育研究所は日本で初めて私立幼稚園・保育園へのコンサルティングを行った会社で、経営コンサルティングはもちろん、人材育成に関することまで、さまざまなアドバイスを行います。
当社の強みは現場を知っているということ。子供たちへの良質な保育の対応は体育指導にも通じるものがありますし、幼稚園・保育園で働く方の人数と支部の規模感は同じであるため、支部長として人材育成した経験も活かすことができます。とは言え、やはりコンサルティングは全くの未経験。最初のうちはベテランの社員と比べると、コンサルティングの依頼をあまりいただくことができず、自信をなくしかけていました。

今、やりたいことが思いっ切りできている

そんなとき、何となく見ていた野球のテレビ番組が自分に気づきを与えてくれました。
プロ野球選手は1年目だから自分は打てなくて当たり前と考えて野球をやってない。
だったら自分は何だろうと。 業種は違えど考え方は同じなのではないか?何を自分に言い訳をしているんだと。そこから先生方が結果を出すためにはどうすればいいか、情報を収集したり話す技術等について猛勉強を開始。
1年目の稼働数が43件、2年目には135件、3年目には200件と少しずつ結果がついてくるようになりました。現在は、幼稚園・保育園の先生方に向けた研修やセミナー、講演会をはじめ、保護者の方に向けた講演、幼児期の子供を対象にした講演などを全国で行っています。

小学校からも依頼をいただき道徳の授業で話をするなど、これまでの努力が実り、日々充実した毎日を送っています。
「大人が変われば子供は変わる。大人が輝けば子供が輝く。子供が輝けば日本の未来が輝く」これが私が仕事をする上で大切にしていることです。それを実現すべく、まずは自らが全力で輝くこと。
今、やりたいことが思いっ切りできている。当社はやりたいことを応援してくれる。そんな可能性にあふれた会社です。仕事をすればするほど自身の成長が感じられる。良い意味で仕事を仕事とは思っていない。生きがいだと感じています。

CAREER

  • 2002-2008

    事業部札幌支部

    体育指導員として子供たちの指導にあたった後、指導係長へ

  • 2009-2012

    事業部大宮支部

    北海道を離れ、支部長として関東へ

  • 2012-2014

    事業部春日部支部

    支部長として大きな壁にぶつかるも「日本一会議」でV字回復

  • 2015

    事業部日本経営教育研究所

    社長室室長として経営コンサルティングの仕事をスタートするも、室長という役職に甘えていられないという思いから室長の取り下げをお願いし専任講師に。現在、保育園・幼稚園の職員向けの研修、セミナー、講演や保護者講演、こども講演などを全国で行う

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